買ったまんが備忘録・堀居姉妹の五月/御徒町鳩

単話で途中まで買っていたのを、最終話まで購入。

読み返す時に23回データを読み込まないといけないのがめんどくさいので、単行本で買い直したい…hontoさんもうちょっとデータの読み込み早くならんかしら。うちの回線の問題か?

いつもながら、「そこか、そこに触れてしまうのか」という柔らかい部分に鋭い刃物を突き立てるような物語。

鈍感であることに抗って、わかって欲しい、許して愛して欲しいっていう叫びみたいなものが常に聞こえてくるのが、御徒町鳩さんの漫画だと勝手に思っています。

読む方も、鈍感であることを責められているような気分になる。

人によっては割とライトな恋愛ものというか、「かわいい、ちょっと我儘なラブストーリー」で微笑ましく楽しく読み終えられるんだろうなと思うけど、私は全然平和な気分で読めなくて、途中編な呻き声を上げたりしていた。

触れてほしくないところをぐちゃぐちゃにされた後の収まり方はすごく気持ちよくて、これを感じるためにこの人の漫画を読んでいるんだなあと実感しました…。