Kindle Unlimitedで12月に読んだまんが

アンリミは最近まったく利用していないので解約しよう、と思ったまま、全然利用していないがゆえにアンリミの存在自体を失念して解約しはぐっている昨今です。
時間がある時なら本当に便利なサービスなんだけど、とにかく対応している本を探すのが面倒なのだ…。

サービス契約したての頃に読んだ漫画。

Twitterで、猫を多頭飼いしていた漫画家さんが亡くなられて、里親を募集している記事を見かけて…というのを思い出し、本を出されているようだったので読んでみた。

亡くなられたのは漫画家さんじゃなくて、霊能者さんの方でしたね。

霊能者は自分のことは霊視できないと一般的に言いますが(一般的…?)、この方もそうだったらしい。
漫画自体は、霊能力云々ということは関わりなく、闘病記録のようなものでした。

とにかくもう「セカンドオピニオン大事!」というのが魂に刻まれた…。
あからさまに駄目な医者だけど、これも正常化バイアスというのだろうか、なかなか別の医者に意見を聞くのってハードル高いんだよなあ。
「面倒臭い」というのもちょっと違うんだけど、でもざっくり言えば「面倒臭い」になって、セカンドオピニオン受けるのも病院を変えるのも難しい、特に重篤な病気の時は。

医者に対しては恨みがあるので(話せば長くなるけどこんどnoteにでも書こうかな、と思ったけど思い出すだけでストレスなのでたぶん書かぬ)、とにかく読んでいて辛かった。

しかも連載途中で亡くなってしまい、未完のままの発行ということで、私は先に亡くなったことを知った上で読んだけれども、知らない人が読んだらショックだろうなあ。

猫たちは無事全員里親がみつかったようでよかったです。

エッセイ本からの流れで、本篇(というのか?)の方も読んでみました。

私はオカルト関連は信じていない割に、この手の本を読むのが好きでちょいちょい読んでいるんですが、斎さんはとりわけ除霊方法が地味でおもしろい。地味というか力業というか。

あとひたすら猫、猫のために除霊をしているというのがおもしろくて、でも切なかった…。

先に読んでおけばもうちょっと素直に楽しめたような、熱心な読者だったらやっぱりエッセイが辛かったような、いろいろ考えつつ読んでしまった。