有閑倶楽部のとき同様、急に88円セールを始めているのを見かけて揃えてみた。
※セールはすでに終了してるみたいです。

りぼんっ子だったので本誌で読んだり、RMCを集めたりしていた。
みーやんのとんケチャとかも読んでいたので、長じてからみーやんとのあれこれについて知って、複雑な気分になったりしたな。
ちびまる子ちゃんはたしか文庫になった時も紙で買ったような?
例によって引っ越しの時に断腸の思いで手放してしまったので、今回のセールは本当にありがたく。
やはりエッセイ調だった初期の頃がとりわけ好きだなあ。
キャラクターものに変わっていったのは、それはそれでおもしろいんですが、好みでいえば超初期の頃です。
と言いつつ、お父さんは心配症とのコラボが異様に好きだったんだよな子供心に。今読み返してもめちゃくちゃでおもしろいです。
お父さんは心配症も好きだったんだけど、小さい頃はあの話が何か怖くて、コミックスを買えなかった。「このくらいのウサギ…」の回が異様に怖ろしくて未だに覚えている。今となっては笑いのネタ的に使ってしまうんですが、りぼんっ子じゃないはずの友達もそこだけはなぜか覚えているので、もしかしたら当時伝説級の回だったのかもしれん。
たしか作者の思い出として描かれたネタだった気がするんだけど、あれ何巻に載ってるんだろう。読み返したくなってきました。
で、さくらももこのエッセイといえば文章の方もとんでもなくおもしろいですよね。
ちびまる子ちゃんでは愛すべきおじいちゃんとして描かれていた実際の作者の祖父がくそじじいで、亡くなった時に口が開かないよう豆絞りの手拭いで頭を縛った、っていうネタに涙が出るほど笑い、自分の祖母が亡くなった時まったく同じ状態になっていたのを見て、声が出そうになるのを死に物狂いで堪えた。
まだ読んでないエッセイ本があるから、揃えようかな。