元魔王の逆行魔術師は恋と快楽に堕ちる/新書館ディアプラス文庫/渡海奈穂 恋した王子に義母上と呼ばれています/新書館ディアプラス文庫/渡海奈穂 兄から先に進めない/新書館ディアプラス文庫/渡海奈穂

2006秋のJ庭

日曜日はJガーデンでした。スペースに遊びにいらしてくださったみなさまにはありがとうございます。糸賀はどうでしたか。何かいろんな意味でふっきれた気がする!
新刊については、売っておいてなんですが忘れた方がいい気がしてきた。みなさんも読んだら忘れてください…。タイトルだけは気に入ってます。実はJUNEとか知らない頃に書いた話です…同人誌の存在すらいまいちわかっていない頃に何となく書いて、こんなホモが出てくる話誰にも見せられない、という理由でお蔵入りしていたのを今さら引っ張ってきた。
久慈は何か原型です、自分が好きで書くキャラの。王子でお利巧で頭がおかしい。

あまりに外周が混んでいたので、ちょっと収まってから、とか思ったのが運の尽きで、買おうと思っていたサークルさんの本がほとんど買えなかった。何たる無念。
しかもその他の本も全然買えなかった。いつもはだいたいスペースのはしからはしまでローラー作戦的に、気になった本を片っ端から買うんですが、今回なんか疲れてるせいか頭がボーッとして、うまくチャンネルが合わずに終わってしまいました。
いつも無意識に手が伸びてると思っていたんですが、ちゃんと脳のどっかにアクセスして、好みの本を選んでるんだなあ。あたりまえか。
そういえば自分が買い物したいばっかりに、売り子さんを友だちふたりに頼んだことを、イベントが終わるまで忘れていました。すぐにいっぱいいっぱいになるんだからこの脳は…。

せっかく声をかけてくださった方に、何か変なことを言ってないか今回も心配です。ひさびさに貫徹したので記憶が曖昧です。ふわふわと楽しかった思い出ばかり、こう、断片的に…差し入れをいただいて、「みなさんでどうぞ」って友だちを差して言っていただいたのに「いや全部ひとりで食べます」と言ったことだけは明確に覚えている。だって中味が栗だっていうから。
すみません、栗ものは本当に全部ひとりでいただきました。今回季節が季節だからか、栗のお菓子などを結構いただいたんですが、もうない。何もない。全部胃の中。仕方ない栗だから。
他の日持ちする食べ物は、ちょこっとずついただきます。とかいってもう完食しちゃったのもあるんだけど。秋は食べ物がおいしくていかんわい! ありがとうございます。いつも飢えているのでとてもありがたいです。
ホントは本を読んでいただけるだけで充分嬉しいんですが、くれるというものは拒みません…すみません…。
直接ご感想をいただけたりするのも、本当に幸福でございます。
イベント出ると、こう、やる気が出るなあ。生の声が聞けるのも嬉しいし、自分の本をニコニコ買っていってくださる方がいたり、あと他のサークルさんのおもしろい本を手に取ったり、モチベーション上がりまくりです。
あー、がんばろうがんばろう。
次はもうちょっとまともな本出そう。
そういえば今年は探険隊が一冊も出なかったよ。来年には秋が来るといいなあ…十年書いててまだ夏か…。

イベントの後は、毎度お手伝いしてくださる式部さんとT子さんと、あとお友だちと一緒に乙女ロードに行ってみました。
あれ、乙女ロードって、執事がヌンチャク持って戦闘とかしてるのかと思ってた。別に何もなかった。都市伝説か? 執事ひとりもいなかったよ。そこはかとなくガッカリです。ただの道であった。それとも選ばれし勇者にのみ見える青い扉の向こうに隠し部屋とかあるのか?
乙女ロードの見所などご存じの方は教えてください…どこにメガネの執事がいるのか。どこに店員すべてがメガネの老紳士のレストランがあるのか。ないのか。そうか。
中古同人誌には興味がないので、神保町ですべて事足りる気がしないでもない。あそこなら欲しい本のほとんどが揃ってるし、美味しい紅茶のお店もマクロビオティックのビュッフェもあるし、歩く気なら電気街まで行けるし。

たまに、現役男子高生が学生服で給仕している喫茶店などあればいいのに…と思うんですが、それって文化祭じゃん。文化祭行けばいいじゃん。