ブログとは別に人に見せない日記もつけている

ブログだと、個人的すぎること(特に体調ネタと地元ネタ)がさすがにあんまり書けないので、自分しか読めないところで10年日記もつけてます。
前は紙で5年日記つけてたけど期間が終わってしまったので今度はアプリで。
日記をつける主な理由が「猫の記録を取っておきたい」なので、アプリの方が日々の写真貼れて便利だし、紙から移行してよかったです。
アプリで続くかわからんので無料版を使ってるけど、半年続いてるからサブスク申し込んでもいいかもな。

カレンダーアプリと連携して、その日の予定を書き込んでくれるのがすごく便利。
感染症や災害などで割と未曾有の状況が続いていたので、そういうのを備忘録的に書いておきたいなっていうのもありました。
自分が人のエッセイとか、昔の人の日記とか読むのが好きなので。

というかあからさまに「日記ちゃんと書こう!」って思ったのは林芙美子の放浪記を読んだからなんですが。

こう、赤裸々にその時の気持ちを書いておいたり、当時の風俗のことがわかるようになるのが、のちのち読み返した時におもしろいなと思って…なんですが、今のところ毎日毎日「気圧ヤベぇ」「仕事すすまねぇ」「猫かわいい」しか書いていない。
なるべく語彙豊富に、情景なども伝わるようにという意気込みがあったはずなんだけどなあ…。

気張りすぎても続かないだろうなと思っていたので、基本は毎日撮ってる猫画像を貼る、外出した時や外食した時はその画像を貼る、っていうだけでOKということにしている。
あと全然書く気ない時は書かなくてもいいよと。

あまりに短文すぎるので、今のところさほど見返してはいないんですが、10年日記なので一年以上経てば楽しくなるでしょう、多分。

落ち込んだ時にあまりにネガティブな文章を書きすぎてしまうと、「本当はそこまで思っていないのに、文字にしてしまったがゆえに具体的に傷ついてしまう」という現象も起きるので、なるべく感情的にならないようにしようみたいな縛りもありつつ。
その代わりガチ怒りしてる時は割と正直に書いている。
書いてスッキリする怒りもありますしね。人から理不尽なことをされた時に、二度と繰り返されないように原因とか状況を整理して、こっちの取るべき行動を書き出すとかさ。
特に今さら怒りの向けどころのない怒り、たとえばぶつかりおじさんにぶつかられたとかは「ぶつかられた! 許せん!」くらいにしておいて、「なぜぶつかりおじさんが発生するのか」とか「ぶつかりおじさんの存在を信じない男性の思考について」とかまで掘り下げたところで正解なんてわからんのに自分の怒りに触発されてセルフエコーチェンバー現象が発生するので、強く「許さねぇぞ」の気持ちをメモして忘れるに限ります。
ぶつかられた時って怒りよりも驚きとか恐怖の方が勝って気分的に萎縮してしまうので、せめて日記の上では怒って発散しようとする貧弱メンタルのライフハックですよ。

嬉しかったことはいくら書いてもいい気がするので、気の赴くまま短文だったり長文だったり様々です。
でもすごく嬉しいことって大体その日のうちに整理しきれずに「気持ち>>>>言葉」の時が多いから、大体短文になっちゃう。
遡って前の日の日記書く時もあるので、そういう時はやたら長文になるな。

みたいな感じでやたら日記書く人みたいになってるんですが、最近気付いたんだけど私文章書くの好きなんだな。
まがりなりにも小説家なんだからそりゃそうでしょうよと思われるかもしれませんが、文章書くのが当たり前すぎて、好きとか嫌いとかあんまり考えたことがなかった。
この間、下書きを書いては公開しないままの記事が多すぎて何の話をしたのかわからなくなるっていうブログ書いた時に、ふと「読まれるあてもない文章を書き続けるのは書くのが好きだからか?」ということに気づいたんですよ。
書いてはみたけど公開するあてのない文章になってしまった、という主旨のつもりだったんですけど、別に読まれなくてもいいかという前提でずっと書き続けてるのは、まあ、好きだからでしょうねと。
こう書きつつ、やっぱり好きとか嫌いとかの感情にはあてはまらない気もするんですが。

「日記」になると義務感が出て「やらなくては」「続けなくては」となるのが不思議ではある。夏休みの日記(宿題)の後遺症か…?
UPnoteとかにその時自分が思っていることを前後の脈絡なく好き勝手書き連ねる時は、もうちょっとした短編小説みたいなボリュームになるんですけど。前述のとおりアプリだとやたら短文になってしまう。
アプリの方は「思考の記録」というより「行動の記録(そして猫の成長記録)」的に割り切って、思考についてはUPnoteにすればいいのか、という今現在の気付きをそのまま書いていくスタイルだよ。

自分自身が人の好き勝手書いた文章が好きなので、まあこういうブログでも読んで楽しいって人がいくらかはいるだろうよと思いつつ、今日も詮無い文章を公開するのであった。

日常あれこれ

Posted by eleki