STORY
居場所(たいせつなもの)を守るため——再び、冒険へ
師匠・ムゲンと共に小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオヘイ。
それから2年後、とある会館への襲撃事件が、長きにわたり保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。
妖精会館からもたらされた任務により、シャオヘイとムゲンは引き離され、二人の運命は大きく揺らぎ始める。
次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオヘイは姉弟子・ルーイエと共に、真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。
降りかかる突然の試練、
そして、思いもよらぬ敵を前に、シャオヘイは大きな選択を迫られる—— 。
羅小黒戦記とは?
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』は中国のアニメ監督、
木頭及び寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。
2011年3月からWEBアニメシリーズが動画サイトで公開された後人気が上昇し続け、
中国アニメを代表するアニメ作品にまで成長。
その後劇場版が制作され、中国国内での興行収入は3.15億 人民元(約49億円)を記録し異例の大ヒット。
続けて日本国内でも字幕版が公開され、上映直後から高い評価を受ける。
日本語吹替版は翌2020年11月7日(土)より全国公開され、半年に及ぶロングラン上映となった。
(公式サイトより)
上映して割とすぐ観てきました、何のネタバレも目にしたくなくて…!
最高だった…予告の時に人間や兵器が出て来たので若干心配していたんですが(現実の世界的な背景が滲み出てたらどうしようと)とんだ杞憂でした。
前回の映画から二年後?
まだ上映中につき何のネタバレをしたくもないので、気になった人はぜひ、上映しているうちにサッと行ってきてください。絶対後悔はしないぞ。
私は鹿野にすっかりやられてしまい頭を抱えています。割と初めての気持ちでどうしたらいいものか持て余している。メロいの一言ですませたくない。恰好いいのは当然なんだけど、やっぱり、ひとつの言葉とかいくつかの単語を組み合わせただけの文章で言い表して終わりにしたくない、心臓のど真ん中に来るキャラクターでした。劇場グッズとしてアクスタが出ているというので勇んで物販に行ったらすでに枯れていた。上映三日目くらいだったのに早すぎひん? 再販してくだい。
ちなみに1の映画の時は风息を絶対に許さないの会所属でした。先日YouTubeで1も公開されていましたが、
【息をするように前作のネタバレをします】
改めて风息を許さない。いろんな意味で狡い妖精でした。小黒は怒ってからきっと許しただろうに、許すことすら拒否した风息マジおまえ。「死ねぇ!」って言っちゃったところも「小黒、ごめんな」って言ったところも許さない。映画その後についても許さない…ゆ、許さないぞ…(気になったら「公園」で検索してください)。风息も人間なんかに許されたくないでしょう。
しかし2を観た後に1を見返すと、霊域の中だったからとはいえあの无限にあそこまで迫っていた风息も相当バケモンだったんだな…いや人の霊域の中であれだけ動ける无限がよりバケモンなのか。
そして映画2上映に併せてウェブアニメの方も吹き替えの上でアマプラで観られるようになったのが、本当にありがたかったです。
続編も! 来年に!!!
アニメ公式(か、会社公式か監督のチャンネルか覚えてないんですが)で公開されていた頃、日本向けの公開ではなかったので、一生懸命台詞を聞き取ろうとしたり、中国語の字幕つきがあったのでどうにか日本語に翻訳しようとしたり、字幕ありの動画が上がってたけど無断転載だから見ないで! って有志が言っていたので我慢したり、ファンの作ったWikipediaで何とか情報を啜ろうと頑張ったり、苦労した記憶があります。
阿根が白ちゃんのお兄ちゃんなのか、従兄弟なのか、というところすらあやふやなまま観ていた。
その頃の名残でシャオバイのことを白ちゃんと呼んでしまう。アゲンかアゴンかも定かでなかったな。
あと小黒が「クロ」って呼ばれてましたね。クロはクロでかわいいね。
吹き替えで内容がばっちりわかるようになってよかった…ほんとによかった、ありがとう…。
ウェブアニメは映画を観る上で直接的な関係はないんですが、映画おもしろかったよって方はぜひこちらも観てくださいね、とにかくかわいい。随所不穏だがかわいい。猫と女の子の可愛いがいっぱい浴びられる。︎ 洛竹(ロジュ)が映画のあとどうなったのかとかも垣間見える。2025/12/05の段階ではまだそこまで日本版語で公開されていませんが。次回更新で見られるか?︎ 洛竹のことを考えても风息絶対許さないマンになってしまう。
映画のエンドロールでウェブアニメのキャラクターがいっぱい出て来て嬉しいです。
コミックの方は、現在(5巻)話がえらいところで続いています。
こちらは映画から500年ほど前の話。24歳くらいのまだ人間だった時代の无限が出て来ます。小黒はいません。鹿野もいません。哪吒様はいます。あと谛听(ディーティン)も。
主には主人公の少女清凝、映画にも名前だけ出てくる玄离、ウェブアニメに出てくる老君などのお話です。清凝もアニメに姿があるといえばある…っぽい…のだが…。
映画・アニメ・漫画だと漫画が一番しんどいですが、めちゃくちゃ面白いです。しかしまだ希望を持っていいのか…なぜ老君が引きこもり、なぜみんなが阿根を玄离と呼ぶのか…阿根≓玄离だとしたらどうして老君や会館と距離を置いている雰囲気なのか…。
本当に映画は映画、アニメはアニメ、漫画は漫画でそれぞれ独立して充分楽しめる作り方なんですが、設定の繋がりとか好きな人、そもそも羅小黒戦記が好きな人は全部履修すると楽しいと思います。
ファンのWikipediaも充実して…してる…? 現状わからないことが多すぎて、砂粒のような情報でファンがやきもきしたりキャッキャしている様子が見える。楽しいです。非公式の場でなされた監督のお話などもまとめてあります。
何がどんなに辛くとも小黒が小白ちゃんに会う未来が待っているんだ、でも白ちゃんは人間だから寿命があるんだよな、白ちゃんも何らかの強い素養が持っていて仙人にならないかな、でもその場合山城が…とかあれこれ考えてしまう。とにかくすべてが大好きな作品です。那伽以外。
