【雑誌掲載】「小説ディアプラス2018年ハル号(BL)」発売のおしらせ

小説ディアプラス・ハル号発売中です。
すでに店頭に並んでいると思いますので、お見かけの際はよろしくお願いいたします。
告知どおり、今回ありがたくも渡海奈穂デビュー20周年記念として特集ページを作っていただいていますので、普段あんまり雑誌購読してないなという方にも、お手に取っていただけますと嬉しいです。
下でもご案内していますが、店舗購入特典もあります。

新作読み切り「それは秘密の方がいい」


イラストは南月ゆう先生です。学ラン! 学ラン! すてきな高校生をありがとうございます!(コメントでのお祝いもありがとうございます!)
雑誌のコメントにも書きましたが、20周年のごほうびになんでも書いてよいと言われたので、埼玉の高校生のいつものあれを書きました。
我ながら生き生きしてるなと思います。

屈折系モテメン×陰キャラのハイスクール・ラブ♡
大嫌いなクラスメイトの伊沢が自分の元カノとキスしているのを目撃してしまった真宮は…!?

中央書店コミコミスタジオさんでご購入された場合、こちらの読切の後日談を掲載した小冊子とイラストカードが特典としてついてきます。


店頭での配布の他、ウェブ通販でも同封されるようですので、ぜひぜひコミコミさんからお求めください。
(在庫等詳細のお問い合わせはコミコミさんにお願いいたします)

20周年特集いろいろ

スペシャルインタビュー

ディアプラス文庫既刊リスト+その他の既刊リスト

「運命かも知れない恋」に出てくるカレー屋のカレーレシピ

お祝いコメント

という感じで、誌面を割いていただいています。
以下、各ページの詳細とコメント返しのようなものを。長いですよ。
 

スペシャルインタビュー

どういう経緯でデビューしたのかというところから、作品について、私自身についてなど、あれこれお答えしています。
実は一回送っていただいた質問にわたしがまったく答えられなくて、まともに回答したのがパソコンに関することだけだったので、「これは読者さんが全然楽しくないです…」ということで、もう一回質問を作り直していただきました。パソコンに関するコメントは最初の分は全部削った…。
こういうインタビューとかアンケートとか回答するたびに、質問があまりに難しくて答えられないことが多いので、答えやすいものに替えていただいてありがたかったです。

ディアプラス文庫既刊リスト+その他の既刊リスト

ディアプラス文庫さんについては、一冊一冊あらすじ(編集部作)と作者コメントがついています。ゴマのような文字サイズですが頑張って読んでください。
いやあしかし、20年かけたとはいえたくさん出してもらったなあ…。
本当にありがたいことです。

「運命かも知れない恋」に出てくるカレー屋のカレーレシピ

レシピ完成までのやり取りで死ぬほどカレーを食べたくなったし死にたくないのでたくさん食べました。
写真はカラーでサンプルをいただいて、本当に滅茶苦茶美味しそうでした。
そのうち自分でも作りたい。でも完成までに堪えきれず別のカレーを食べてしまいそうな気がする。

いただいたご感想のほとんどに「カレーが食べたくなる」って書いてあった文庫もよろしくお願いいたします。

お祝いコメント

掲載順に、砂原糖子先生、月村奎先生、雨隠ギド先生、富士山ひょうた先生にコメントを頂いています。
全員大好きで憧れの方々です、ご快諾いただきありがとうございました…!
…と、コメントを寄せてくだった先生方のお名前を載せがてらにさらっとお礼を書こうと思ったんですが全員分本当に長くなってしまった…。
我に返ったら気恥ずかしい感じですが、まあ一生に一度の特集なので、記念に(?)、勢いで書いた分載せておきます。

砂原糖子先生

わ~~~滅茶苦茶褒められてる!!!!!!
滅茶苦茶褒められてるありがとうございます…出会いの当日については、事前に『担当さんが同じだし勿論好きな作家さんだ』ということを友人に話してあって、その友人から「あなたは友達がいないのだから、自分から話しかけて友達になってもらいなさい」と強く言われていたんですが私がクソコミュ障すぎて声をかけられないままお買い物に出てしまった…ら、突然友人から電話がかかってきて、「お隣さんがもう帰るというから電話でご挨拶をしなさい」と言うなり砂原先生に替わって、多分お互い何が何だかよくわからない感じで、とにかく最初の会話を交わしたのでした。
友人は二人がかりで砂原先生に「渡海には友達がいないので、仲よくしてあげてください」と懇願して強引に電話を渡したらしい…すみませんでした…ありがとうございました…(双方に対して)。
最初のお食事がそうなったのは、いきなり一対一だと緊張しそうだからという理由もなくはないんですが、割と作家さん同士で会う時って最初は仲人のごとく編集さんが一緒なことが多かったからで、特別ガードが堅いわけではないのですよクソコミュ障だけど。ロシア料理を食べました。おいしかったな。
小説を書く人もBLを書く人も友達にいなかったので、ずっと仲よくしてもらえてるのが嬉しいです。
でも何かの折、「砂原先生と一緒に出掛けたことをブログとかに書いていいですか?」って訊いたら「え…でも仲がいいって思われちゃうから…」って藤崎詩織みたいに断られたのをわたしは忘れない。忘れないぞ。
いやでも本当に滅茶苦茶褒めてもらってありがたいです。
好きな砂原作品についてもここで書こうと思ったけど先生の15周年記念の時にすでに書いたのだった。

月村奎先生

わ~~~滅茶苦茶褒められてる!!!!!!
滅茶苦茶褒められてるありがとうございます…どうすんだこれ…。
実は月村先生のことは月村先生のデビュー前から、というか投稿作から存じていて、それはわたしが小説花丸(雑誌)を買っていたからなんですが、「Wish」が受賞して掲載されたのと同じ号で私の投稿作が選外佳作になって、入賞者なしだったんですよ。
当時花丸は「上位作品は掲載か刊行」だったんですが、選外佳作が他にもいて、載るとしたら一人で、でも私が書いたものがWishと(こういったらものすごく失礼というかおこがましいかもしれないので先に謝っておきます、すみません…)テーマがド被りしていて、そして当然ながらWishの方がはるかにできがよくて、「ああ、これは、私のは載らないなあ」と思っていたら本当に載らなかった、というすごく懐かしい記憶。いや単純に載せるレベルじゃなかっただけなのかもしれんが。
で、本当にこんなこと書いたら本当に失礼なのは承知ですが、比べるレベルでは全然ないんですが、書いたものと似たテーマだったということは、やはり当然ながら滅茶苦茶自分の好みなわけですよ。その時からファンで、エンドレス・ゲームで数行のエロシーンだったのに頭が爆発するかというくらい萌えるという経験を初めて味わって、ずっと好きなわけです。
至れるならここに至りたいなあ、という少年青年の在る世界の描き方が「月村奎」で、すでに理想のものがあるからわたしは別の道に行こうと決めたりしていたなどと、ちょっとやっぱりおこがましすぎて書くか迷ったけど記念に書いておく。
その月村先生に滅茶苦茶褒められて私はもう本当に爆発しそうです…。ありがとうございます…。

雨隠ギド先生

好きです。
ギド先生のデビュー前、参加していた同人誌即売会で、わたしのスペースにスッとやってきて、紙袋にいれたご自分の本を真顔でこちらに渡してきて、風のように去っていったのが初めての接近遭遇でした。
誰かからご本いただいたのが単純に嬉しくて、「わーいどんなご本だろ!」って袋から出したら、それが、雨隠ギドの本だったんですよ…。
わたしはちょっと気持ち悪いくらいのギド先生のファンだったので、悲鳴を上げ、慌てて追い掛けました。
それから長らくギド先生はわたしの周辺で「妖精さん」と呼ばれていた。妖精のように現れて妖精のように去っていく…。
本当にギドさんの漫画が好きで好きでもうみんな知ってるだろうけどでももっと多くの人にこういう天才がいるのだということを知ってほしい!! と熱望していたんですが、そんなことをわたしが望むまでもなくご存じのとおりの活躍です。好きです。
そんなギドさんの触れた初創作BLが「甘えるんじゃねえよ」というのがとても申し訳なくも光栄で、佐々木のことを好きだと言ってもらったのがかなり相当自分の好きなBLを続ける上での力というか根源になっていて、言葉に尽くしがたくありがたいです。
コメントにいただいた夜の王子のイラストを見てアホみたいに泣いてしまった。あのお話、それにレムレースの花嫁にもイラストをつけていただいて、本当に幸せでした。
肉食べに行きましょう!

富士山ひょうた先生

「わりとよくある男子校的恋愛事情」から大好きになって作品を追い掛けて、ご縁あって自分の高校生ものの作品にイラストをつけていただいて浮かれたりしていたのですが、デビューする前もしてからも高校生ばっかり書いていたわたしが突然ガツンとサラリーマンに目覚める切っ掛けになったのが富士山先生の「落下速度」でした。「わたしは田舎の地味な高校生を一生書きたいのだ」とかたくななくらいに考えていたので、多分落下速度を読まなかったら未だに高校生しか書かなかったのではないだろうかと思います。一途な思い込みも粉砕する萌えでした…。
前述のとおりBL作家さんのみならずBL読んでる友達すらいなかったので、長らくBLの話を聞いていただいたり聞かせていただいたりするのが富士山先生だけだったんですが(いろいろ相談した…理想の攻めについてなど…ありがとうございます…)、気づけば最近FGOの話ばっかりです。たたたのしい。
富士山先生はわたしのソシャゲとfateの師匠で、わたしの課金ストッパーを外した罪を持つ人です。
ランスロット(剣)がほしくてほしくて、でもいくら課金しても出ないからガチで泣きながら「もう出ないだろうから諦めます」と、半ば背中を止めてほしくて言ったわたしに、富士山先生は「え、諦めちゃうんですか?」「私の経験だと、出るとすればここからですよ」と軽やかに、逆方面に背中を押してくださいました。
そこから先、ダ・ヴィンチちゃんから聖晶石を買うわたしの仕種は大変スマートに、息をするようなものになりました。
またぜひBL話とfate話してください。新作も楽しみです!

編集後記にも多分担当さんが書いたっぽいコメントが載っている

多分そうだと思う。目次のページの左のとこです。わたしの小説の駄目なところは「受けがありえないレベルでかたくな過ぎる」ところだと思うんですが、ディアプラスの担当さんは「それでこそ渡海さん」とずっと励ましてくれているので、安心してかたくなな受けを書き続けています。
インタビューの最後で、読者さんに宛てたメッセージも書いていますので、雑誌をお買い上げの方はそちらもお読みいただけますと幸甚です。
雑誌の宣伝なので、雑誌の読者さん以外のお礼やらコメントやらはまた改めましてブログなどで。