すでにネット上でも各おしらせを目にされていると思いますが、2020年4月5日開催予定だったJ.GARDEN49、そして5月開催予定だったCOMIC MARKET98が、コロナウイルスの影響の影響で中止となりました。
https://www.jgarden.jp/html/48announce.html
https://www.comiket.co.jp/info-a/C98/C98Covid19Notice2.html
どちらも延期ではなく中止ということで、非常に残念です。各準備会の皆様も苦渋の決断だったと思います。本当にお疲れさまです。
私はどちらのイベントにも参加予定でしたが、どちらとも開催がなくなったとはいえ、新刊は予定どおり発行して、自家通販・書店通販から始める予定です。
オリジナルについては、純粋な新刊が出せなかった時の保険として「冬杜×杉里シリーズ」を商業誌にまとめていただいたものに同人誌発表分を加えて再編成した完全版総集編、間に合ったら探険隊の続きと直接搬入の続きをという誰がどう見ても夢のような予定を立てておりまして、何かもうせっかくなら全部がんばって発行しよう、と思っています。
せっかくなら4/5を目処にと一瞬考えたんですが、多分まあ無理なので、探険隊と直接搬入については「次のコミケまでには出すぞ」という、がんばってるんだかがんばってないんだかようわからん目標にしました…。
冬杜×杉里シリーズに関しては原稿自体はもう手許にありますが、元々は電子書籍で配信予定で、「どうせならJ庭で紙版も出そう」という思いつきだったため、電子と同時に販売する感じで、四月中には通販受付を開始することにしました。※電子の配信先はAmazon(Kindle)になります。
どれも具体的に配信や通販が開始できるようになりましたら、改めておしらせいたします。
電子配信含めた同人活動については、最近FANBOXでちょくちょくおしらせというか、サイトでおしらせするほどでもない雑談交じりの進捗報告を行っていますので、よろしければそちらをご覧ください。
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/9662845
本当にしょうもない雑談は、あまりおおっぴらに見せるほどのものでもないという理由で有料になっていますが、そこそこちゃんとしたおしらせはどなたでもご覧になれる設定で公開しています。
上記の同人誌の進捗も、自分の尻叩きついでにちょくちょく呟くと思いますので、お暇な方は見守ってやってください。
そしてこれもすでにSNS等で拡散されていることですが、J庭でもコミケでもパンフレットの購入が支援になるしメモリアルにもなりますので、みなさんも可能であればぜひそういう形でイベント存続のお手伝いをしてください。
※↓記述ミスで、実際の販売終了は4月5日だそうです。
J.GARDEN48のパンフレット「ガーデンガイド48」について、イベント開催中止にも関わらず、購入希望のご要望をありがとうございました。書店さんにご協力いただき、一部委託書店での継続販売が可能になりました。準備ができ次第販売開始されると思います。なお、販売終了は4月4日の予定です。 pic.twitter.com/ctxk9yhHJD
— J.GARDEN_staff (@JGARDEN_staff) March 26, 2020
○4月11日発売予定の『コミックマーケット98カタログ(冊子版)』は、このまま発売。継続に対するご支援・ご協力という意味で、ぜひご購入を
○当選サークルのサークル参加費の取り扱いにつきましては、前提となる会場費の返金に関する会場側との交渉も含め調整中 https://t.co/YTuBcwYnhK— 三崎尚人 (@nmisaki) March 27, 2020
出すつもりだった新刊も、書店さんがあれこれキャンペーンをやってくださっていますし、通販から始める形で完成させれば、お世話になっている印刷所さんの助けにもなれるはずです。
ただ、それぞれ状況に差があると思うので、無理をして購入せずに「次にイベント開催されたら絶対参加するぞ!」という気持ちを持ち続けるだけでも充分だと思っています。
「買うべき!」みたいな流れは避けたいけど、「買えば支援になるんだ、知らなかった」という人に届けばいいなという思いでこれを書いています。
あとこれも「知らなかった」という人へ向ける感じ、かつまったく個人的な意見ですが、イベント中止が決まってから「出すつもりだった本は発行せずに無料で全ページ公開する」という方をたまにお見かけしますけれども、できればその後、イベント開催が決まってからでも、本の形で出してほしいです。
読んだことがあっても同人誌として持っておきたい人は結構いるし、無料公開分を見たから本はいいやと思う人と同じくらい(世の中には一回読めば気が済むタイプ・無料で読んだものに金を出す気はないというタイプのオタクもいて、それは読み手のスタンスの問題であり、あなたの作品の魅力の大きさとは関わりがありません)、無料公開分を見たからあなたの存在を知って本を手に取りたくなったという人も生まれるかもしれません。
あとやっぱり、印刷屋さんの助けになるよう経済回していった方が、自分含めたオタクのためになると思うので…。
しつこいようですが「無料で公開すべきではない!」という話ではなく、「無料で公開したら本は手に取ってもらえないから印刷しない」と思っている方に、「そんなことはないかもしれんぞ」ということを言うているだけですので、おのおのの状況に合わせて塩梅よく活動してくださいね。
たぶんこの後に、参加費の返還をどうするか、返さなくていいからそのまま寄付したい、みたいな話も出てくると思うけど、返還を求める人・求めない人、それぞれに都合や考え方があると思うので、どうか「こうするべき」のような空気が作られてしまわないよう祈ります。
できることをできる範囲で、というのが楽しい活動では一番大事だと思います。
生きる気力を作る娯楽がどんどん潰えていって本当にションボリな毎日ですが、今が大事な時ですし、一刻も早い終息を祈りつつ、せっかくの引きこもりスキルを役立てる時なので読んだり観たりプレイしたり書いたり、今できる楽しみを精一杯探そうと思います。
みなさんも推し活や萌えで免疫力を上げていきましょうね!