おしらせ記事にも書きましたが、WEBの小説ウィングスで少女向け? 女性向け? の小説連載が開始しました。
おしらせ記事

作品ページ直通
あとそちらのページにそっと載っていたのでもう告知していいかなと思うんですが、10/10ころにディアプラス文庫から「七年ロマンス」の文庫本が出ます。
雑誌掲載されたものに書き下ろしを加えたものです。イラストは引き続き青山十三さんが担当してくださってます。

文庫出るのがひさびさになってしまったよ。
WEBウィングスの悪女ものの方は、おしらせにも書きましたが、小説が連載形式で載るのが初めてなので、マジで公開されていからずっと緊張しています。厳密に言えば昔雑誌連載をやろうとしたことはあるんですが、その号で急に休刊してして2話目が載らなかったから、初めての連載ということになるかと思います。
毎月おしらせできるっていうのはありがたいな~。
たくさん読んでもらえると嬉しいです。ちょっと暇な時と寝る前とかにスッと読めるくらいの分量かと思いますので、少しでも気になった方にはぜひページにアクセスしてもらえるとさいわいです。
そんで感想教えてもらえるとさらにハッピー。専用フォームでもいいし、Xで#渡海奈穂のタグをつけてくれれば見に行くし、お気軽にmondからでも大丈夫です。
読者さんの反応次第で何かが変わることもあるかと思いますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。もちろん読んでいただけるだけでとてもとても嬉しいことは確定なんですが。
社畜が異世界転生とか異世界転移する話が異様に大好きなので、書けること自体も楽しいですね。
何で好きなのか考えてみてもよくわからんが。
BLでも、社畜ではないが御曹司が異世界に行く話を書いて楽しかったな…。
この時はまだそれほど異世界転生ブームが極まっている感じでもなかった? そんなことない?
少女向けでも異世界に行く話とか書いたりしてたんですが、それも時期尚早すぎた感があるな。
余所者で行くあてのないさちこは、暫定王ディーレの世話を押し付けられることになる。
魔法を操るディーレは、父王の昏睡、天候不良、凶作、疫病─全ての災厄の原因と目され忌み嫌われ、塔に閉じ込められていた。
そんなディーレを最初は恐れるさちこだが、尊大な態度の裏の孤独な心に触れるうち……?
異世界トリップファンタジー!!
イラスト:雨隠ギド
十五年前か…。
このお話自分でも大好きで、隙あらば続きを書きたいなと思っているうちに十五年経ってしまったんですが(そんなんばっか)、女子高生が異世界トリップしてひねくれ王子と恋に落ちる感じの少女小説お好きな方はぜひともお手に取ってください。電書にはなってないけどまだ文庫が売ってるぞ。
男子高校生が異世界転生する話もずっと書きたいんですけど(BL)、異世界でも高校生ってダメなんすかね。
ダメならダメで同人誌で書けばいいのか?
小説やゲームの世界に入ってしまう、っていうのと、本人が死罪になったあとに逆行(『回帰』の方が用語として使われて?)するのって、要するに「これから起こるはずの運命を承知している」という部分では一緒なんですが、それぞれ違う味わいがあってどれも楽しいですよね。
自分が去年帯状疱疹で一ヵ月以上身動き取れなかった時、読書したり本を読んだり何なら音楽を聞いたりすることすらしんどくて、お話を頭に流すのもしんどくて(基本寝る前とか暇な時とか常に書く当てもないいろんな話を頭の中で上映していて、自然とやっていたのでそれにすらコストがかかると気づいてびっくりしたな。疲れている時でもこのお話だけは上映できる、っていうのがあるんだけど、それすら頭に乗せるのが辛かった)、最終的に最もローコストでできるのが「脳内で自分の過去に戻ってやり直す想像をする」だったんですよね。
さ、寂しい一人遊びだな…!?
私は小学生の頃からずっとスポーツをやっていて、高校の時に部活や体育会系の空気に押し潰されて心身ぶっ壊れて学校に行けない時期が出来てしまったので、その無駄な時期を省くために体育会系以外のルート選択の妄想をやったり、逆にもっとうまくスポーツ選手として成長するための練習メニューや日常の過ごし方を考えたりしていました。
こういう暗い一人遊びを小さい頃から続けているおかげで、今小説家としてやっていけているのだろうか?
ちょくちょく書いている気がしますが、子供の頃は主に明治時代にタイムトリップして田中正造の唯一の理解者である村娘になる妄想ばっかりしていました。何で? 田中正造の夢女でした。 マジで何で?
あとアッシュ・リンクスと奥村英二の夢女でもありました。殺してくれ。
あと大人になってからもエリザベート(オーストリー皇后)の唯一の理解者であれば…リヒテンシュタインの立場に成り代われれば…とか想像し続けている。
こういう娯楽を仕事に行かせるのはありがたいよな。と言いつつ、そういう妄想をそのまんま小説にするっていう作業はやったことないので、役に立ってるのか立ってないのかよくわかりませんが。夢女って言ったって、別に夢小説を書いたりしてたわけでもありませんし。
妄想力が鍛えられたのだけは確かな気がする。
私は何の話をしているんだ?
とにかく新連載と、ちょっと先ですがBL新刊の方、よろしくお願いいたします。