【雑誌掲載/BL】「七年ロマンス」

2023年9月25日

ひどい別れ方をしたかつての恋人と、突然の再会をした有城。
彼、荻嶋はあの頃の穏やかさが嘘のように強い瞳で、今度は逃がさないと言う。
けれど有城には、彼の手を取れない理由があって……？

現在発売中の新書館小説ディアプラスアキ号に新作読み切りが掲載されています。

小説Dear+ 2023年 11 月号 [雑誌]

子持ち漫画家が元カレ（昔勤めていた会社の御曹司）と再会する話。
だいたいいつも通りのやつです。
イラストは青山十三さんにつけていただきました、有城と荻嶋もイメージぴったりなんですが琉斗が一番わたしに刺さった…ありがとうございます！
あとバインミーが可愛い（可愛い？　おいしそう。
荻嶋はへたれず割とかっこよく書けた気がするんですがどうですか！　どうですか！？　よくわかんねえって方は青山先生のかっこいい荻嶋を見て「かっこいいんだな」って思っておいてください。

【#小説ディアプラス・アキ号】#渡海奈穂先生#七年ロマンス
ひどい別れ方をしたかつての恋人と突然の再会をした有城
彼・荻嶋はあの頃の穏やかさが嘘のように強い瞳で、今度は逃さないと言う
けれど有城には彼の手を取れない理由があって……❓#青山十三先生描く荻嶋、目力ホントに強いです👀 pic.twitter.com/IbXjuilFhb

— 小説ディアプラス編集部 (@n_dearplus) September 19, 2023

ちなみにアキ号はもふもふ特集なのに私だけ空気が読めず現代読み切りものになっていますが、特に反骨精神の表れというわけではなく、ちゃんともふもふファンタジーを用意していたんです。ただ寸前で「このままだと雑誌が全部もふもふになってしまうので箸休めに読めるような普通の話に変えて欲しい」と言われたのでいつもの感じになりました。
おかげで好きなように地味な話を書くのに何の躊躇もありませんでしたのでかえってよかったのかもしれません。普通のBLを書く機会も減っているしなあ。楽しく、というには部分部分で悩みつつのところもありつつ（有城や琉斗の環境とか）、楽しく書きました。めちゃくちゃ私らしいものになってしまったのでまた読む人を選ぶかもしれませんが、お好きな方には楽しんで読んでもらえますように。