久々の自家通販が楽しい

2020年2月17日

コミティアに参加はできなかったけど、（再録とはいえ）新刊はできたので、せっかくだからと久々にBOOTHに登録してみた。

たくさんのお申し込みありがとうございます。

すごい嬉しいんだか悲しいんだかわからのだけど、実は、通販開始から10分くらいでコミティアの販売数を軽く…超えました…。

文章系サークルの同人誌がコミティアでなかなか売れ辛いという状況は十年以上経っても変わらないらしい。

イベントについては若干悲しいけど通販申し込みについてはすごく嬉しくて、しかもブーストしてくれる人がちらほらいて、noteのサポートもそうだけど、特別に「いいよ！」って言ってもらえてる感があってフワフワする。フワ～。

しかも紙の本の通販が久しぶりすぎて勝手を忘れてしまい、実は、BOOTHの手数料分上乗せするのをコロッと忘れていて…元々赤字の本なのにさらに手許に戻ってくる金額が減り…やってしまった…とへこたれていたので、ブーストが本当にありがたいのだった。
（念のために書くけど、今回は自分の「どうしてもこの装丁でやりたい」という希望のために赤字になってしまったけど、その分出来映えには大満足で赤字も全然惜しくないので、ブースト下さいとかそういう話ではありません。私がすっとこどっこいであるという話です）

BLではないオリジナルの本、しかも続き物の続き、そのうえ再録本なので、あんまり欲しい人もいないだろうと軽く考えていたんだけど、思いのほかたくさん申し込んでいただけて本当にありがたいけれども、そうすると「あんしんBOOTHパック」にしたのは失敗だったなあといささか後悔中です。

それはそれとして、本をビニールに入れたり封筒に詰めたりする作業が好きなので、楽しくやってます。
詰める作業自体はとても楽しいんだけど、発送作業がなかなかプレッシャーだったりはする。
通販は現在はすべての本を、お互い匿名でやり取りできる「あんしんBOOTHパック」にしていて、システムとしては大変便利なんだけど、実行するのに精神的なハードルが高くてな…。

あんしんBOOTHパックって、メールアドレスすらもわからない状態で申し込みが来て、一件ずつQRコードを発行して、それをファミリーマートのファミポートで一通一通翳して、出てきたレシートをレジでまた一枚ずつ読み込んでもらって、発送用の伝票を印刷してもらう。
通販用の封筒にビニール袋を貼りつけて、印刷してもらった伝票をまた一通ずつそこに入れて行くんだけど、何しろ「どの伝票がどの袋のものか」がパッと見わからないので、照らし合わせるのに苦労する。

手間はまあいいとして、すごく時間がかかるので、他にお客さんがいると迷惑になってしまうから、それが大変なプレッシャーになるわけです。
人がいなさそうな夜に行くと、店員さんも一人しかいなくて、時間かかるし。
一、二通出すくらいなら余裕だけど、三通以上でもうドキドキしてしまう…。

しかも同居人もコミティア新刊の通販を受け付けているので、立て続けにコンビニ使うのも申し訳ない気がしてしまう。
同居人の方がだいぶ作業に慣れていて、「この時間帯にいるお姉さんが手早くやってくれる」という情報を持っているけれど、その時間帯は同居人が使う…。
クロネコじゃなくて郵便局のスマホ割だったら、自分で伝票発行して封筒に貼るところまで出来るから、楽なんだけどな。スマホ割導入してくれないからBOOTHさん。

BOOTHは倉庫発送もあるのでそっちを使えばいいんだろうけど、通販作業自体は好きなんだよなあ。倉庫は混み合ってて遅延する時が結構あるっぽいし。
（書店委託はオリジナルの審査が受かるかわからん）

あんしんBOOTHパックがしんどくなったら、またゆうメールに戻すかもしれないけど、匿名配送の方がいいもんだろうか。

いろいろ手探りです。