新書館ディアプラス文庫『正しい恋の悩み方』発売のおしらせ【BL】

2008年9月9日

それでも好きだぞ、よかったな。
自称”竹を割ったような性格”のカズイと、夢見がちで一途な尾崎の犬も食わなさ満点の書き下ろし恋愛狂詩曲♪

高校からの腐れ縁の友人・尾崎に寝込みにキスされたカズイ。その日から徹底的に避けられ、キレたカズイが尾崎を問い詰めると、ずっと好きだったと告げられる。昔からお互い遠慮なんてしたことはない。なのにあきらめ顔で自分を避ける尾崎が気に入らず、力ずくで友人に戻ろうとするカズイだが……? 自称”竹を割ったような性格”のカズイと、夢見がちで一途な尾崎の恋愛狂詩曲♪ 犬も食わなさ満点のオール書き下ろし!

上が帯で下があらすじ。
毎度なんて的確なあらすじなんだろうかと感動します。「夢見がちで一途で変態な尾崎」まで書かなかったのは担当さんの思い遣りかな、って気がします。キーワードは「自称」と「夢見がち」と「犬も食わない」です。すごい楽しく書いてもうた。24,5歳のサラリーマンの人たちが主人公です。でもリーマンものってよか同級生ものか?
読んでくれた友だちに、「珍しく攻めがひどくないと思ったら受けがひどかった」と言われました。そうかな。そうかも。そんな話です。
あの、一応格好いい攻めを書くプロジェクト(まだ諦めてなかったんだ)は結構うまくいったんじゃないかな! って思うんですけど! どうかな!!
わたしが考える格好いい攻って尾崎なんだ、と冷静に考えたら何か泣きたくなってきた。何でだろう。

そしてわたしが説明しようとするとあんまり説明にならない。新書館さんのサイトにお試し読みのページができてましたので、買おうかなどうしよっかなって方はそっちを参考にしてください。

そんでもってあこがれの佐々木久美子先生にイラストをつけていただきました。もうほんと美しいですね。美しいですね。二回言っちゃった。自分の書いたアホの子がこんな立派な男前に…と思うと感動します。あと扉絵の料理がおいしそうでお刺身食べたくなって困る。淡野は美人だし尾崎は男前だし友だち連中はキャラ立ってるしハー一日何回眺めてんだよ自分の本、みたいな感じですまた。
表紙のデザインが、ポップですっごいかわいいので、買ってくださった方は、よかったらちょっと帯外したりして眺めてくださると嬉しいす。
佐々木さんの美しく、かわいい表紙目印に、どうぞ本屋さんでみかけて目が合いましたらお手に取っていただけますとさいわいです。
ご感想もお待ちしてまーす。

ところで佐々木さんのブログにもあるとおり、実は気づけばずいぶん前からの、仕事以外でのお知り合いなんですが、普段は愛称で呼び合っているので、佐々木さんに改めて「渡海先生」と書かれたり、自分で「佐々木先生」と書いたりすると何かウフフってなるの巻。
一目会ったその日からずーとファンだったので、やっと一緒にお仕事できてすんごい嬉しいです、ありがとうございました!