前巻からの続きというか、その後です。
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前巻を読んだ方が内容がわかりやすいと思いますが、2巻単品でも読めるようにはなっています。
前巻↓
“国王の世継ぎ”を産むため、突然異世界に召還された恵那。もちろん産みたくなどないが、魔法で縛られ逃げることもできない。“恵那王妃”と祭り上げられ国中が祝福ムードの中、ひとり剣呑な眼差しを向けてくる男がいた。アヴェルス――王の一人息子ながら継承権を持たない王子。彼に用心しろと周囲には言われるものの、恵那の境遇に同情を示してくれたのは彼だけだった。人目を避けた逢瀬を重ねるごとに不器用な優しさに惹かれていく恵那だが、実は男性であると言い出せず……？ こじらせ王子と見せかけ王妃の異世界トリップ・ロマンス！！
イラスト：もちゃろ
イラストは引き続きもちゃろさんです、ありがとうございます。いやぁ表紙の恵那が聖母かっていう…。
とても幸せそうな二人と小さいき命を描いていただいて、表紙を眺めるだけでニコニコしてしまいますわ。カラーページもモノクロイラストもとても素敵に仕上げていただいてます、ぜひ実物をご確認ください。
内容的には、前巻ラストでご懐妊＋今後の方策を練る…という感じでしたが、その計画に基づき家族の未来に向けて恵那もアヴェルスも頑張ってます。
でもまあそううまく行くものでもなく、恵那にも予想外のところからとんだ危険が迫ってきたりで恵那もアヴェルスも大変なことになります。何て雑な説明なんだ。上のあらすじを確認していただくか、WebCMを作っていただいたのでそちらで雰囲気を味わっていただけましたら。
WebCM
途中出てくる茶色い文字はグレイ君です。ちらほら気に入ってくれてる人がいるみたいで嬉しい。私も好きなキャラです。
試しみ読みもありますので、冒頭の空気だけでもご確認ください。
試し読み
性懲りも無く体調を崩して発売が延びたりでもちゃろさん始めいろんな方にご迷惑おかけしてしまいましたが、無事発行できてほっとしてます。お待たせしてしまった読者の方（います？）にも申し訳ありません。
BLではシリーズをやったことがないので、続きを書くこと自体が珍しいんですが、純粋に2とついてる小説本が初めてなので嬉しいです。何が嬉しいってタイトル考えるのが苦手だからそのまま使えるのが一番嬉しい…。
恵那とアヴェルスを書くのも、新キャラ含めて周辺の人々を書くのもすごく楽しかったので、続きが出せてよかったです。
読んでくださった方にも楽しんでいただけますとますます嬉しいです。ファンタジー好きな方はどうぞよろしくお願いします。
