「鬼滅の刃(22)」「中卒労働者から始める高校生活(14)」「なりました(1)(2)」「外科医エリーゼ(5)」「八雲立つ 灼(4)」「応天の門(13)」「新九郎、奔る!(5)」「霊感なんてないと思ってた~怪談フラグぜろ~」

10月上旬分。今年中に今年の分を記録しておきたい。

もう蜜璃ちゃん…蜜璃ちゃん…!! と震えながら読むしかなかった。
柱たちの壮絶なくらいの責任感…とも違うな目的意識でもない、何て言えばいいんだ、「必ず後に繋がる」という仲間やお館様や次世代に対する信頼感と自分の能力への確信を前提にした「たとえ自分がここで朽ちても無駄ではない」「命を懸けるのは惜しくない」という決意が尊くてしんどくて、蜜璃ちゃんは自分が死ぬかもしれないことについて覚悟をしているのに、大好きな人には「死んで欲しくない」と思ってしまうその矛盾がもう辛くて、辛いけど可愛くて、そこから繋がる伊黒さんの独白がもう……もう……。
本誌で最終回読んでて、最初ポカーンとしてしまったんだけど、改めて読み返すとあの最終回で救われた読み手としての気持ちがたくさんあって、最終回はあれ以外なかったなと今となっては思う。

あとしのぶさんね、しのぶさん…しのぶさんの死でかなり呆然としてしまっていたんだけど、しのぶさんにせよ珠世さんにせよ自分の死を予定に組み込みつつ未来を切り拓く覚悟が、ほんとにほんとにしんどくて辛くて、でもそれが希望に繋がるから無駄ではなくて、無駄ではないところがまた辛い…。

それでもこの辺あたりまではまだいろんな希望を持って読んでいたな!!!!

表紙から辛い。
大人はすぐに「のちのちになれば今の選択がよかったと思うようになる」的なことを言ったりそれを前提に子供の未来を決めようとするけどさ~~~~~~~子供にとっては今! 何だよ今…今の気持ちなんだよ…真実も物わかりいい顔してんじゃないわよ…みたいなことを胃をキリキリさせながら思う…。
一条君の方が賢いよ…。
でもお父さんの気持ちもわからなくはなく、だったらやっぱりもう真実次第でしかないので、おまえはもっとおまえの気持ちを口に出してくださいよお願いしますよ。頑張ってよ二十歳。

こういう、どう転がるかわからない、先がどうなるかわからないBLというのが大好きで大好きで、ずっと読んでいたい。こういうのがいいんだ…こういうのが…。
ほんと好き。

リンデンのデレがすごすぎて笑ってしまうと共に、この人をああまでかたくなにさせてしまった前々世のエリーゼの傍若無人さのすさまじさにも思いを馳せてしまう。
しかしコミックスになるの時間かかるな~、権利とか翻訳とかの問題なのかな、6巻あたりの展開はピッコマでやきもきしながら読んでいたのを思い出す。早くまたまとめて読みたい。

ヲナリ様絡みの話が滅茶苦茶おもしろかった。クラウド保存されてる迦具土を七地がダウンロードするところも(そういうことだろうか)。
はぁしかし八雲は本当におもしろいし令和になって七地とくらき君のバディがおもしろいまま読み続けられるなんてすばらしいな…。
昔大変におもしろかった漫画の続篇、となると結構身構えてしまうところが多いんですが、花咲けも本編と遜色なくというか場合によっては本編以上におもしろいとこがいっぱいあったし、樹さんの漫画には全幅の信頼がおける…感謝しかない…人生がうるおう…。

何と、いい話だった!(赤子の話)
しかしこの漫画を読む度に言ってる気がするけど、おもしろければおもしろいほど道真はもとよりいろんな登場人物の末路を思ってしんなりしてしまう。広相先生とか特に…。

新九郎が有能だし何もかも軽妙で、ハラハラしつつも安心して読める漫画。
漫画としても面白いのもさながら、最近刀の勉強会で室町の前期、中期、後期に分けて鑑定するよう言われているので、この辺りの時代に何があったのか把握するのもすごく役立ってありがたい…私は日本史のない学校に行ってしまったので小学生レベルの知識しかないのであった。大人になってからやっと興味を持って勉強してるけど、なかなか頭に入らないから、漫画だとわかりやすくて本当にありがたい。

Twitterで「人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた」というのが回ってきて気になったので、ちょうど出ていた単行本を買ってみた。

特にこの話が大好き。

コミックスの方は、特にアパートで暮らしていた頃の話は、こう…あるのかな…そういうこと…やっぱりあるのかな…!?
みたいな気持ちで読みました。