買ったまんが備忘録「ツレ猫マルルとハチ1-3」「あしあと探偵1-2」

ツレ猫 マルルとハチ(1)~(3)

野良猫ハチと、元家飼い現野良のマルルの話。
大好きな「きつねくんと先生」の作者の新作だったので気になっていたんですが、コミックDAYSで読んだ時にあまりに、あまりに野良猫の生活が苛酷で、シビア過ぎて正視できず、怖くて一巻分くらいで途中で脱落してしまった…。
のですが、

最近の更新を読んでみたら、どうやら怖いところを抜けたようなので、ビクビクしながらコミックスを購入。

よかった~~~~~~買ってよかったよ…マルルもハチもみんなもよかったなあ…!
我ながらセンシティブすぎると呆れるんですが、猫関連のいろいろに対して駄目なものが増えてしまった。
しかし園田ゆり先生を信頼すべきでした。マルルの元飼い主の人間は許さんが。
きつねくんと先生も最高ですよ。

そしてマルルとハチを読んだけどもっと園田ゆりを浴びたくなったので既刊も購入。

あしあと探偵(1)(2)


人間の探偵ものですが、すごく面白かったです。人間だけが出てくる話もあったんだ…!(動物もはしばしに出ている)。
こちらもシビアはシビアだけど人間だから死体が出ても全然大丈夫。サスペンスとか事件ものというよりは日常の延長にある「人間」のお話、みたいな感じ。
寺崎さんを始めどのキャラクターも味わい深く、もうちょっと続きが読みたいので、どこかで続編出ないかなあと思ってます。
しかしどれを読んでもほんとに面白いな。人の見方やものの見方、ささやかな日常の中にある些細なものに対する意味をみつけだす人をすごく魅力的に描かれる作家さんだな~と思って大好きです。

あしあと探偵もコミックDAYSで一話無料で読めますね。