もう木曜なので今日も何もないんですが

バカルカンティ主役の回というか。

しまった普通に好きになってしまった…! 普通の顔してりゃ美形なんですねこの人。もう出ないのかしら。貴公子のまま行くのか、そんなわけないか、と思ってたらやっぱりそんなことなかった。バカはやっぱりこうでなくちゃ!

で、アホの子。やっぱり今週もアホだった。
おまえちょっとは下調べとかコネ使うとかさあ! 真っ向正面から行っても駄目だということにいつになったら気づくのか!
まあそこがアホのアホたるゆえんで愛しいところなんですが。
「どうしてアルベールさんは人に頼らないのかしら」と式部さんが言っていて、でも思ったんですけど、人に頼らないのは、頼らなくても周りが何かしてくれるのが当然だったからなんだろうなと。
18話で、門番にボコられた時も、「いつまで貴族のつもりなんだ」みたいなことを言われて屈辱に震えていましたが、あそこで怒るところがアホなんだよなーと思う。
今まで特権階級の身に甘えていたんだから、それが崩れた時、周りがどんな反応するかなんてわかりきってるじゃないですか。でもアルベールさんにはそれがわからないの。普通に庶民が傅いてくれてたから。それがどうしてかってことを考えたこともなかったんだろうなあ。自分が何かを成して貴族の地位にいたわけじゃないのに。ところでまたガウンがペアルックだったなあ、ルノーとだったけど。

裁判所の前に言った時も、整理券(じゃなくて、何だっけ、許可証?)がないと入れないって言われて、ただアホみたいに門の前に立ってる自分にさ、そろそろ疑問を覚えろよ。
他の友だちは(職業柄とはいえ)傍聴席にいたじゃない。ツテ頼ったら、アルベールさんのためならムリしても許可証取ってくれたかもしれないんじゃない。
自分に力がないのなら、人に頼ることだって必要なのに、頼りたくないからとかいう高尚な気分でもなく、ただなすすべもなく呆然と立ちすくんでいるところが、アルベールさんのどうしようもないところ、だからフランツさんを失ってしまったのに、そういう根底の部分に気づけないアルベールさんがもどかしいです。
というかこういう部分でのキャラ立ちをやってのけるスタッフがすげぇなと思う、狙ってるんだろうし。

それでもまあ、結局今週は何もできず何も成さないアルベールさんでしたが(先週もペッポたんがいなかったら、指加えてダングラールさんちの周りをうろうろしてるだけだったと思うが)、それでもフランツさんがいなくなる前よりは、もう少し自分の意志が強くなっているみたいで、安心もしてます。
「あの人に言わなきゃいけないことがある」と決意した時、「あいつに復讐してやる」とかの決意じゃなかったことを、心底安堵した。

それにしても来週…あーあーあーあー。アホの父はやはりアホか。

ところで前に通販をお願いしていた、プロジェクトブックが届きました! 式部さんに頼んでいたので式部さんちに今日取りに行ったんですが、持って帰るのを忘れたアホの子はわたしです…。
ひととおり見たは見たけど。
何だあれ!
あんな公然ホモをアニメージュに載せてよかったんですか?
簡単な顔をしたフランツさんのまんがも読めたし(来月からはあれが毎月読めるのか…!)同人誌と考えればクソ高い気はしますが、あれが倍の値段でもまあ買っただろうなと!
スタッフに恵まれたアニメだよなー。

アニメ

Posted by eleki