多分きっとそれがそう

たまりまくっていた洗濯をして部屋の模様替えをして式部さんちでカレー作ったら一日が終わった。
中途半端に家具を動かしてしまったので、明日はもうちょっとどうにかしたい。本があふれとるよ〜。

思いついた話は、この「紙copi」っていうソフトで(蝶便利、これないとネットも創作活動も落ち着いてできない)やってて、何となくそこにたまったメモを見ていたら、書きかけのプロットが出てきた。
何だっけこれ、ああ、先月熱で寝込んでた時期にずっと頭の中で捏ねて遊んでた話のメモだ、と思い出したとこまではいいんですが、詳細を綺麗サッパリ忘れている。

お話を思いつく時、前も話したかと思うけど、エピソードとかキャラクタより、イメージの支配するとこが大きいんですね。
で、その話もイメージは割とちゃんと覚えてるんだけど、ディテールがまったく思い出せない。考えた時は、かなり詳細な設定とかエピソードを決めて、その辺の会話とか話の流れを頭で流してはニヤニヤしてました。同じ場面を何度も…。
しかしそのひとつも思い出せない。いっそすごい。メモしてあったのは、プロットっていうか登場人物三人分の職業と簡単なあらすじだけでした。「モテモテの先輩を好きな高校生がデザイナーみたいな人を好きになる」ってあらすじこれだけ。しかも意味わかんねえ。先輩が好きなのかデザイナーみたいな人が好きなのか、だいたいデザイナー「みたいな」人って何なのか。

イメージは固まってるのにディテールを忘れているから、手許のヒントを頼りに、必死に設定を思い出そうとしてるんですが、三日経っても思い出せん。
そういえば何かまんが読んでる時に思いついたんだよな、と気づいたが最後、そのまんがを捜すとこからやり直しです。
しかもまんが読んだっていっても、特にその時出てきた台詞やシチュエイションやキャラクターに触発されたわけじゃなくて、その話を読んでる時の自分の状況や体調や心境から生み出された気持ちが自分の頭の中の何かを引っかけたって感じで(わかりづらいなあ)、該当する本を思い出すこともままならず。

悪いことにこの頃新刊をほとんど買っていなかったので、手持ちの本を読み返していたんです。だいたいわたしは一日最低10冊以上は本(まんが小説雑誌読み物含み)を読み、しかも同じ本を飽きもせず繰り返し読むから、いつどの本を読んだのかなんていちいち覚えてない。
不幸中の幸いだったのは、はっきり「まんがだった」と記憶していたことです。いったん頭の中に入ると、小説もまんがも映画もテレビも、全部一緒になっちゃって、自分が知ってるこの話がどのメディアで発表されたのかを忘れてしまう(というか気にしない)ことが多いので、確実に「ベッドで寝っ転がって読んでたまんがだった」と覚えていた自分を褒めてやりたい。
さらに、具合が悪かったから寒い書庫には入らず、寝たまま手の届く本であるはずという確信が出てきた。
これで300冊くらいに絞られた、ヤッター…。

二日かけて、その本かもしれないものを探り当てました。確信は持てない、あの日あの時あの場所であの微熱でなかったら、「あの感じ」は思い出せないのだから。
多分このページを見た時に頭のチャンネルが世界に繋がったはず、というとこを何度も眺めたんですかが、結局何も思い出せてません。
何だったんだこの三日。何なんだこの日記。

自分的に残念だったことの説明をしようと思ったら、何か受信してる人の日記みたいになっちゃったよ。
自分の文才のなさに絶望した…!

小説を書く

Posted by eleki