トイレットペーパーあったよ!

最近ドラッグストアに立ち寄らないため「まさか我が町まで…」と思っていたけれど、ネットの地元コミュニティを覗いてみたら、うちの近所でも、マスクだトイレットペーパーだと買い占めで品切れになっているらしい。

そうそうそうだった、震災の時もこうだったよね、地元の人たちてんで駄目だよね。

生理用品まで在庫切れという書き込みを見て切なくなった。

「買い占めてやるぞ!」「転売するぞ!」と確固たる意志を持っているわけではなく、全員が全員ちょっとずつ「いつもより少し多めにストックを持って置こう」と思った結果…だといいなあ。

そんなタイミングで、うちのトイレットペーパーの買い置きが尽きているのに気づいて、慌ててしまった。
「トイレットペーパーは絶対にシングルの芯なし、長ければ長いほどよい」というかたくなな好みがあるので、常日頃から近所のドラッグストアでは扱っておらず、ネットでまとめ買いしている。
そのネットのお店が、大量注文に対応しきれず明日から注文の受け付けを中止しますというおしらせを出していて、さらに焦る。
トイレットペーパー全商品が品切れだったので、今日滑り込みで注文ということもできなかった(どのみち今注文したところで、届くのは二ヶ月後らしいので、頼まなかっただろうけど)。

何で芯なしの長い商品がいいかといえば、私の胃腸が人並み外れて弱いからである。
つまりトイレの回数が多いので、トイレットペーパーを交換する手間が面倒で、芯なし、なるべく長期間使えるように量の多いものを好んでいるのである。
好みというか、必要に駆られてというか。
でもふわふわのダブルロールエンボス加工小花柄お花の香り、とかは絶対使いたくないので、やっぱり好みかも。
トイレットペーパーに色とか匂いとか付ける意味がわからん。

そういえばテレビで見たけど、シングルロールってダブルよりもコストがかかるから作る側はもうやめたいけど、固定ファンがいるからやめられないって…なんかごめんね…。

話が逸れた。

東日本大震災の時も、街からトイレットペーパーが消えた。
いつまたお腹を下してトイレに行かなくてはならないのか、考えるとプレッシャーで余計お腹下しそうな緊張を抱えて街を歩き回った記憶…。
あの時はTwitterのDMやメールや電話で「トイレットペーパーあるから送りましょうか!?」って言ってもらえて嬉しかったなあ。

と書いてて気づいたけど、あの時に他の人の住んでるところにはちゃんと在庫があったってことは、この街の人たちが噂に踊らされやすいタイプが多いってことだよな…「まさか我が町まで…」じゃないわ。「またしても我が町は」だわ。

あの時も、小花柄フローラルの香りエンボス加工ダブルロールだけは路地裏の寂れたドラッグストアに置いてあったので、今回いよいよあれを買う時か、いやあれすらもう置いてないか…アッ、そういえば非常持ち出し袋にトイレットペーパーいくつか入れておいたから、補充されるまでそれでもつかな!?

と思い出し、納戸を開けてみたら、いつも私が入れている場所とは違う奥まったところにトイレットペーパーのストックがあった。
トイペはトイレにこだわりのある私が買うので、しまうのも私なんだけど、同居人が納戸の整理した時に配置を変えたらしい。

だよね、そうだよね、震災の時の悲劇を繰り返さないように、トイペのストック切らさないように気をつけてたんだよ。あと12ロールあれば二人で一ヶ月は足りるって、頭の片隅で計算してたはずだよ。

とりあえずほっとしたよ。

マスクもそろそろストックが尽きるかしらと思っていたけれど、あとからあとから出てくるので大丈夫な気がする。
出先で五枚入りのマスクを買って、残り四枚は使わず適当なケースやら抽斗に入れておき、また出先で五枚入りのマスクを買って…とかやっていたら、結構な数のマスクが手許に残ってしまった。
この悪癖を何とかせねばと思っていたが、こんなところで役に立つとは。人間駄目でも許される。

改めて、トイレットペーパーとマスク(と生理用品)は常にストックを切らさずに生きていこうと決めました。

日常あれこれ

Posted by eleki