来年の手帳いろいろ

ほぼ日手帳を使いはじめてはあんまり浮気しないようにしてるんだけど(と言いつつ今年はちょっと浮気したんだけど)、メインでほぼ日手帳使う以外についつい気になる手帳を買ってしまう癖が直らない。
そして今年もあれこれ買ってしまった。

買ったっていうかもらったやつ。ミスドでカード貯めると好きな色選べるはずだったんですが、一番ほしいピンクがすでになかったので、二番目にほしかったちょっとビビッドなピンクにしました。

なお私はドーナツとかそれほど好きではないので、かなり近所のお友達に協力してもらいましたありがとうごめん…。
昔はオールドファッションだけは食べられたんですが、最近ちょっと甘味が重たくて苦手になってしまって、しかしワッフっていうやつは嫌いじゃないという以上に好きになってしまって困ったよ(体積的な意味合いで)。あと最近復刻版で出てるやつもおいしかった! シナモンって名前しか書いてないけどシナモンって商品名でいいんだろうか。

いやドーナツじゃなくて手帳の話だった。
この手帳にはドーナツや飲み物の割引券がついてるのがすごくいいな~と思いました。割引されるから嬉しいっていうより、クーポンついてる手帳ってドーナツ屋さんのおまけとしてすごくいい! という意味。存在が好きという感じですうまく説明できない。
そしてやっぱりドーナツそれほど興味ないのでクーポンはドーナツ食べてくれたお友達にゆずりました。クーポンつかって食べてね。

中身はこんなかんじ。外側がかわいい手帳は中もかわいいです。まあ使いづらいけど絵がある分。
同人誌とかアニメとかゲーム関係のイベントについて書き込むのに使おうかなーと思ってます。

これは電車の広告でみかけて気になって、本屋さんに寄ったら結構大々的に売ってたのでつい買っちゃったやつ。

60年ぶりの改訂! っていう煽りに惹かれました。
中身はこちらの記事が詳しいです。

60年ぶり全面リニューアル! 『歴史手帳』2015年版 発売しました! – 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

歴代天皇の名前とか、年号とか、単位とか、いろんなおまつりとか、建物や着る物、時代による役職の系統や呼び方なんかの名称が載ってるのがうれしいです。
手帳の部分よりも、資料の部分が大きいのがおもしろい感じ。
手帳でサラリーマンがさっと取り出した手帳がこれだったら一発で恋に落ちる自信がある。
電車でちょっとした時間を潰すために眺めるのもいいなと思います。

余談ですがこういうタイプの手帳っていっぱいあっておもしろい。

自衛隊手帳は自衛隊関連のイベントで初めて存在を知ったんですが(特に自衛官が持つやつではなく、朝雲新聞社が出しているただの手帳なので、普通に本屋さんで売ってます)読むとおもしろいです。能率手帳とのコラボなので、手帳部分もなかなか使いやすいと思うし、読み物としても楽しいやつ。資料が見たいなら普通の本でいいじゃん? って思うかもしれないけど、「手帳」ってカテゴリの中でこういうのがあるっていうのが、無性に好きな感じです。

手許にあるのは2011年度版ですが、多分今もそん
な変わってないと思う。冒頭に服務の宣誓。


組織図や連絡先なんかがずらーっと並び、


こういう事案の時はこういう法律に基づいてこういう手続きをして誰の命令によりこういう対処をしますよ、という一覧。写真下手すぎて私の影が映り込んでいる見辛くてすみません。

あと米軍との階級比較とか、ミサイルなどの略称とか、性能についてとか(弾の大きさや誘導の仕方など)、海自が持ってるお船の名前とか、いろいろあるので、お好きな人にはたまらないやつだと思います。まあお好きな人は絶対持ってるだろうから私が勧めるまでもない。主要装備とか眺めてると時が流れていきます。

2015自衛隊手帳 朝雲新聞社

次はこれです。

埼玉県民手帳!
埼玉に住んでた頃は、近所のならいちに売ってたんですが、今は実家も埼玉にはなくなってしまったので手に入らず…Twitterで呼びかけたら埼玉の漫画家さんが買ってきてくれました! ありがとうございます。

裏はこんな感じ。


中には、埼玉県民にはおなじみ、県のシンボルや県の鳥、県の木、県歌などがまず頭の方に載っています。
って言ったら埼玉県出身の友達は「県歌知らない」とかぬかしおった。歌うでしょ!? 運動会とか何かのおりに歌うでしょ!? 私歌えるしリコーダーも吹けるよ! 出出しはソッソラソーミドミソ♪だよ! おお埼玉! 埼玉! 輝く埼玉! だよ!!
私の書く埼玉の高校生は全員歌えるよ!
県歌の話はまあいい。
中身は公式が詳しいです。

平成27年版埼玉県民手帳の御案内 – 埼玉県ホームページ
こういう手帳っててっきりどういう都道府県でも出してると思ってたんだけど、東京にはなくてびっくりというかガッカリしたなあ。

当初は国勢調査、特に1960年(昭和35年)に実施された第9回国勢調査(大規模調査)に前後して統計調査員向けに作成されることが多かったが[1]、後に広く市販されるようになった。2012年(平成24年)現在、北海道・東京都・神奈川県・三重県・京都府・大阪府・兵庫県を除く40県で発行されている[2]。発行していない7都道府県のうち北海道・神奈川県[3]・三重県[4]・京都府は過去に道府県民手帳をそれぞれ発行していたが、いずれも統計協会の解散に伴い2011年(平成23年)頃までに発行を終了した。兵庫県は朝日放送の取材に対し、過去を含めて手帳を発行した記録が存在しないと回答している[5]。
県民手帳 – Wikipedia

だそうです。
緊急連絡先とか、いざという時に調べばいいことがずらっと書いてあるので、県民は持っておくといいと思いますよ!
くらしのガイドブックみたいなやつが配られてるとこもあるだろうけど。手帳は小さくて携帯しやすいので便利です。埼玉県民に特におすすめです。「埼玉県統計グラフコンクール」のおしらせなんかがあるのも痺れます。県内鉄道ガイドマップもマスト!
埼玉+手帳と好きな物を合わせたら絶対好きに決まってるじゃないか。

そして本命ほぼ日手帳です。

もうあんまり説明することもないのかなーと思いますが、糸井重里さんがやってるほぼ日刊イトイ新聞さんの発行してる手帳です。

今年はまあもう迷いもなくMOTHER2のカバーですよ!
どせいさん下敷きがついているのがとてもすてきですね。

ロフトで買えるし、Amazonでもカバーは売ってたけど、やっぱり公式サイトから通販するのがおすすめです。下敷きとか、ジェットストリームの三色タイプとか、透明カバーとか、ティッシュケースとかいろいろついてきます。

もう七、八年これ使ってますが、実はいまだに使いこなしておらず…毎年模索しています。真っ白な月とかも結構ある。

でもちょっとしたメモを取っておくと見返して便利とか、チケットの半券貼っておくとライフログっぽくていいとか、そんな感じです。
あんまり日付にとらわれず好きなこと書き散らかすようになってからは結構使えるようになってきた気がする。
好きに使えるのがイイナーと思います。あと何より紙が書きやすい。ほぼ日さんご自慢の「ぱたんと開く」糸かがり製本はすばらしくて、何でほぼ日手帳使い続けてるかっていえばこれが一番大きい気がします。

いろいろ貼りつけるためにマステを千切って貼りつけてある。左はやっぱりほぼ日で買ったメモ帳セット。手帳本体と同じ「トモエリバー」という紙を使った、ミシン目が入ってて簡単に破けるやつで、これもちょっとしたメモを取って、人に渡したり、手帳が足りない日に上から貼ったりするのに便利でずっと使ってます。
あとペンは、シャープペンもついた3+1のやつを自分で買って使ってる。で、手帳にくっついてるやつは、ジェットストリームの布教のために人にあげてしまいます。ジェットストリームは書き心地が良すぎて、油性ボールペン(ゲルインキ?)はこれ以外使う気が起きない。カレンダーでは仕事の予定と遊びの予定と病院やネイルの予定、みたいな感じで色分けして使ってます。日記のとこでは適当に色ぬったり。

すごい適当に使ってるほんと。

あとはらまきとゆたんぽカバーもどせいさんのが出たので買いました。かわいい!

ほぼ日手帳、使いこなせなくて、勿体ないないなあと思って、冒頭に書いたとおり今年は別の、能率手帳(ペイジェム)に浮気しかけたんですが、結局それはそれでぴんとこなくて4月はじまり版のほぼ日手帳に戻したりしていた……ので、あと数ヵ月分余ってるんですが、手帳は年頭から始めるべしみたいなタイプなので、途中で切り替える予定です。
ペイジェムも、日記は書かないよって人にはかわいいし、女性が持ちやすいデザインなので、すごくよかったんだけど。

わたし色の手帳PAGEM(ペイジェム)|日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)

タイプ別に「どの手帳がおすすめか」みたいなチャートもあって便利です。かわいいけどかわいすぎず、中に邪魔になる絵もないので、書きやすい。

ほぼ日手帳の1月はじまりを使う時は、前の年の12月の日記ページもついてくるので、そこに「その年にやりたいこと・行きたいところ・ほしいもの」なんかを書くようにしてるんですが、このブログの総括を見ればわかるように毎年代わり映えせず同じことばっかり書いてます…。でも懲りずに今年も書く。
ほぼ日手帳はとにかく書くところがたくさんあるのがすごくいいです。役に立つ情報も役に立たない情報も多くて、やっぱりこの手帳が一番好きだなーと思う。

使い終えた手帳はさっさと捨てましょう、って片づけとか風水の本には書いてあるけど、見返すとおもしろいからつい取っておいてしまう。
高校時代に使ってた手帳とか、「○○(とある小説のキャラクター)さん助けて」って書いてあって、恥ずかしさのあまり身悶えながら悲鳴をあげてしまいましたが、当時辛かったこととかを生々しく思い出して妙にしんみりしたりもしました。

一部の人が私と同じように恥ずかしさで悲鳴を上げるであろうことを書いてみますが、助けを求めていた相手は橘義明さんこと直江信綱さんなので、別に私のことは助けてくれないと思う…。

手帳

Posted by eleki